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10/19(日) Livelyとにこにこ農園による共同開催、リジェネラティブ農業・種まき体験プログラムのお知らせ

2025年10月14日

この度、2025年10月19日(日)にLively合同会社は「にこにこ農園」と共同で「リジェネラティブ農業:種まき体験プログラム」を開催します。開催地はリジェネラティブ農業を実践する神奈川県藤沢市の特定非営利活動法人ma,icca!!「にこにこ農園」。参加者は畑での「種まき体験」と、農園で収穫した「野菜を味わう体験」を通じ、次世代につながる食の在り方を考え、持続可能な農業の形について学ぶことができます。

背景・目的

近年、リジェネラティブ農業*は「環境を再生する農業」として世界で注目を集めています。神奈川県藤沢市のにこにこ農園では、国内でもいち早くリジェネラティブ農業を実践し、重機を用いない「不耕起栽培」と農薬や化学肥料を使わない「有機栽培」による野菜作りを続けています。また、農園主催のイベントや農福連携事業へ積極的に取り組み、農園を通じて地域の人々が繋がり合う「持続可能な農業の在り方」を提案しています。

Livelyは、フードロス削減を目指す取り組みの一環として、本プログラムを企画しました。私たちの「食」が、いかに自然や人とつながっているかを自覚するきっかけとなる機会をつくりたいと考え、園主の井上さまが掲げる「誰もが自然の中で尊厳をもって関われるユニバーサル農園」という理念に共感し、今回の共催が実現しました。

本プログラムは、注目を集める「リジェネラティブ農業」の具体的な形で体験することができます。種まきや農園の作物を味わう食事を通して、「食」と「自然」と「人」の関係を、頭で理解するのではなく、体で実感する時間を過ごすことができます。

*リジェネラティブ農業とは
土壌の有機物を増やし、土壌の修復・改善する農業方法のこと。具体的には、土を耕さずに農作物を栽培する「不耕起栽培」や土壌回復のための「被覆作物の活用」、農薬や化学肥料を使わない「有機栽培」などがある。不耕起栽培により回復した土壌はCO2を貯留することから、気候変動対策の一つとして注目されている。

概要

開催期間:2025年10月19日(日) 10:00 – 13:00
開催場所:にこにこ農園(〒252-0825 神奈川県藤沢市獺郷1234−1)
アクセス:【公共交通機関】茅ヶ崎駅(JR東海道線)→神奈川中央交通バス茅45系統「小谷行」、または、寒川駅(JR相模線)→寒川コミュニティバス「もくせい号・東ルート」に乗車し、「小谷」で下車。バス停から徒歩6分。【車】駐車場5台(参加申し込みフォームにて事前予約必須)
参加費:大人(19歳以上)3,500円税込、子ども(18歳以下)1,500円税込、幼児(3歳以下)無料
持ち物:農作業に適した服装、運動靴、軍手など
主催: 
Lively合同会社、にこにこ農園(神奈川県藤沢市、代表:井上宏輝) 

※本イベントはすでに終了しております。

【タイムスケジュール】
10:00 農園入り口にて受付開始
10:15 オリエンテーション (20分)
ファシリテーター:Social Impact Lead 沼尻 真由香、Project Lead 梶谷 知歩
10:30 種まき体験 (90分) 複数種類の野菜の種をご用意、随時休憩あり
12:00 昼食・交流会 (60分) 農園特製スープや自家製味噌・梅干しなどをご用意
13:00 現地解散 13:00以降は任意参加。農作業や農園見学、交流をお楽しみください 

Livelyからのコメント

梶谷・沼尻
(左)Project Lead 梶谷知歩、(右)Social Impact Lead 沼尻真由香

今回、にこにこ農園さまと共同で種まき体験プログラムを開催できることを心から嬉しく思います。日本では、依然として農薬や化学肥料、重機を用いた慣行農法が主流ですが、にこにこ農園では農薬や化学肥料に頼らず、自然の力を活かした野菜づくりを続けています。皆さまに人・土・動植物が有機的に関わり合う、持続可能な農のかたちを感じていただけたらと思い、今日まで準備してまいりました。

本プログラムでの体験が、次世代につながる食のあり方や、日々の食選択を見直すきっかけとなれば幸いです。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。

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