2026年03月09日

Lively合同会社と、誰もが自然の中で尊厳を持って関われるユニバーサル農園の構築を目指すにこにこ農園は、2026年3月1日(日)、リジェネラティブ農業を実践した農作業体験プログラムの第二弾として、菊芋掘り体験を実施いたしました。
当日は、大人7名、子ども1名の計8名が参加し、菊芋掘りや、にこにこ農園で育てた野菜を使った昼食、リジェネラティブ農業の説明とそれを実践するにこにこ農園の農業形態の見学を行いました。
参加者からは、「普段土作業をしないので、リフレッシュになった」、「収穫体験も出来て、お腹も満たされて、知識も持ち帰れました!」と言った声が寄せられました。にこにこ農園さんと共催の農作業体験では、前回の種まき体験に引き続き、全体を通して高い満足度が示されました。
本イベントは、にこにこ農園さんと共催の農作業体験企画第2回として実施いたしました。Livelyは、にこにこ農園さんとの企画立案から、当日の運営に関わりました。
にこにこ農園は、代表の井上さんが、多様な人々が自然の中で有機的に関わる農園を作りたいと考え、よりよい形を模索した結果、現在注目されつつあるリジェネラティブ農業の一つの形を実践する農園です。
リジェネラティブ農業とは、単に環境負荷を減らすだけでなく、土壌を再生し、生態系をよりよい方向へと導く農業であり、にこにこ農園では、不耕起栽培や養鶏との複合、研修生の受け入れなどを実施することで、自然環境や地域社会につながりを生み出し、よりよい影響を与えています。そのにこにこ農園で農作業体験を実施することにより、自らの手で土に触れ、自然と人のつながりを体験できる貴重な機会を提供しました。
また、日本では食料自給率が低い中、フードロスが問題視されている現状を踏まえ、普段の食が、自然や生産者の人々とつながっていることを体験したく、本イベントでは自ら収穫した野菜を食べる機会も設けました。さらに、体験と併せて知識として畑から離れた場所に持ち帰っていただくことを目指し、にこにこ農園の農業形態を交えつつリジェネラティブ農業の説明と、農園の見学も行いました。
名称:「リジェネラティブ農業菊芋掘り体験プログラム 第2弾」
日時:2026年3月1日(日) 10:00~13:00
会場:にこにこ農園 光友会入口バス停横圃場(神奈川県藤沢市打戻)、にこにこ農園 獺郷圃場(神奈川県藤沢市獺郷1234−1)
主催:にこにこ農園、Lively合同会社
ファシリテーター:沼尻真由香、梶谷知歩(Lively合同会社)、井上宏輝(にこにこ農園 園主)
イベントでは、参加者の皆様が交流し合いながら、実際に土を掘り起こして菊芋を収穫し、さらに食卓を共に囲んで昼食を味わうことで、食と自然と人のつながりを体感できるプログラムを提供しました。また、にこにこ農園で実践されている農業も踏まえ、リジェネラティブ農業に関して学んでいただきました。
・菊芋掘り
光友会入口バス停横圃場にて、にこにこ農園の井上さんの説明のもと、菊芋掘り体験を実施。菊芋は、にこにこ農園が畑を所有する以前からその畑に自生していた。農園は、その菊芋が生育しやすい土壌環境を保つ他は手を加えず、収穫期にのみ掘り起こす。それにより、菊芋の収穫と隣接する畑への菊芋の拡大防止ができる。一方、一部の菊芋は畑に残り、翌年も自然のリズムに従って生育し、菊芋と農園は共存関係にある。井上さんを中心に、菊芋に含まれる「イヌリン」が腸内環境を改善する話題などを通して、参加者間でも自然と交流が生まれた。また、菊芋畑の隣の畑にて人参も収穫した。



・にこにこ農園の野菜を使った昼食
獺郷圃場に移動し、おにぎりや、にこにこ農園でとれた菊芋やにんじんのお味噌汁などをはじめとする料理で彩られた食卓を参加者の方々と囲み、昼食。おにぎりには、にこにこ農園にて研修後、現在は自ら農業を営む方が栽培したお米を使用。さらに、味噌などの調味料も、にこにこ農園が育てた大豆から作ったものを使用。


・にこにこ農園で実践するリジェネラティブ農業に関する説明
Livelyの梶谷からリジェネラティブ農業について説明するとともに、井上さんからも、このような農業形態に至った背景を説明。そして、畑や鶏の様子を見学。
「菊芋をたくさん掘れて楽しかった」「収穫を体験することで、食材への感謝がより強く感じられました!」「昼食は自然を味わって美味しかった」「ふだんはなかなかできない体験ができた」といった声が寄せられました。
アンケート結果では、アンケートにお答えいただいた全員から、イベント全体の満足度について5段階評価で「5」をいただき、高く評価されています。

にこにこ農園さんとの2回目の農作業体験も、井上さんはじめ、にこにこ農園の皆様の多大なるご協力によって実現しました。Livelyは、フードロス削減とリジェネラティブ農業の普及を目的として、本イベントを共催できたことに感謝しております。
今回の菊芋掘り体験では、参加者の方が実際に体験する時間をより重視し、にこにこ農園さんと共催で企画・運営しました。自らの手で土に触れ、菊芋を掘り起こし、それを味わう過程を通し、そのときの音や景色も含め、五感を通して、食と自然と人のつながりを体感していただく場になりました。
そして、にこにこ農園の農業を踏まえリジェネラティブ農業の説明も加えることで、この体験を持ち帰り、広げることができるのではないか、と考えております。
なお、今後は、自らが植えた野菜を、自ら収穫し、食べることができるような、複数回にわたるプログラムの開催を、5月ごろに予定しています。詳細は改めて、Livelyの公式ウェブサイトなどでお知らせいたします。