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食料のロスと廃棄に関する啓発の国際デー(9月29日)と新プロジェクト立ち上げのお知らせ

2024年09月27日

9月29日は、国連が定めた「食料のロスと廃棄に関する啓発の国際デー*1」です。この日は、食料の無駄や廃棄の問題を見直し、まだ食べられる食材を捨てる現状を改善し、持続可能な食料システムを目指す行動を促すことを目的としています。

この日に寄せて、Lively合同会社は、地球環境に優しい持続可能な社会を目指す新しいフードロス削減プロジェクトを立ち上げたことを発表します。

このプロジェクトでは、多様な参加者が農業体験するワークショップを通じて、食材の背後にある生産者の努力や想い、自然の恩恵によって生まれた食材の価値を深く理解し、日常生活における意識や行動の変化に繋げることを目的としています。ワークショップに参加された方々が、食材が食卓に届くまでのプロセスの一端を体感することで、「食材を無駄にせず大切に使おう」という意識が自然と芽生えるような企画づくりを進めています(プロジェクトの詳細は別途お知らせします)。普段の小さな意識の変化が積み重なり、フードロス削減に向けた大きな一歩となることを期待しています。

また、Livelyは、2024年6月に参画したグローバルイニシアチブである「1% for the planet*2(拠点:アメリカ、代表:Kate Williams)」を通じて、フードロス削減に取り組む環境保護団体を支援してまいります。「1% for the planet」に参画する多様な非営利法人と繋がりながら、一人ひとりの自発的な意識・行動変容を促す活動に取り組んでまいります。

*1 International Day of Awareness of Food Loss and Waste (29 September) ― https://www.unep.org/

*2 「1% for the Planet」とは、地球と未来の世代が繁栄することを目的としたグローバルな組織です。2002年にパタゴニアの創設者イヴォン・シュイナードとブルーリボンフライズの創設者クレイグ・マシューズによって設立され、ビジネスが年間売上高の1%を環境保護団体に寄付することを奨励しています。メンバーは、信頼できる環境パートナーを支援し、寄付を通じて地球環境へ実質的な影響を与えることができます。現在、1% for the Planetのネットワークには数千のビジネスと5,000以上の環境パートナーが参加しており、世界中で環境保護活動を推進しています。

Livelyからのコメント

梶谷・沼尻
(左)Project Lead 梶谷知歩、(右)Social Impact Lead 沼尻真由香

フードロス削減プロジェクトの一環である「農業体験型ワークショップ」は、緑豊かな自然を守りたいという私たちの想いから始まりました。まだ食べられる食材が捨てられている現状に「もったいない」という強い気持ちを抱き、感謝の心を持ちながら無駄を減らすことを目指しています。

Livelyは、生産者の方々やNGO、地域社会と協力し、革新的な方法で食材の有効活用を推進します。地域コミュニティと共に、持続可能な未来を築くための一歩を踏み出しましょう。プロジェクトの進捗は、公式ウェブサイトでお知らせいたしますので、ぜひチェックしてみてください。